建築道具紹介~天井や壁に物を取付たいけど下地がいない・・・。そんな時はコイツを使います!
2017/03/31(金)
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ボードアンカー
こんにちは、岡山で木造・鉄骨・RCの注文住宅をお考えなら株式会社サンオリエントまで!青木です。
今回も建築道具ネタのブログをお届けしたいと思います!
以前のブログでもちらほら書いてきたかと思いますが家などの建物の天井や壁は、木や軽量鉄骨で下地が組まれその上から石膏ボードを貼り最後に壁紙(クロス)や塗装で仕上げられているのが一般的です。
天井・壁に照明器具や棚板等を取り付ける際は施工途中の段階であらかじめ下地を入れておけば仕上がった後で何も気にせずビスで固定できます。
▼写真のあちこち張られているコンパネは壁が仕上がった後に洗面化粧台や棚板を取付するための下地になります。
しかし天井・壁が仕上がった後から器具や棚板などを追加で取付したい時は天井・壁の中に下地が入っていないので、柱や間柱等のビスが効く箇所を狙ってビス留めで固定します。
下地の位置を探し当てるための道具はコチラの過去ブログで紹介している下地探しを使います。
しかし毎回いいところに下地がいる訳もないので、そんな時は石膏ボード自体にビスを効かせるボードアンカーというモノを使います!
▼下の写真がボードアンカーになります
種類は色々ありますがこのタイプがよく使われていると思います!
使い方は簡単でまずビスを打ちたい箇所にこのボードアンカーを+ドライバーでグリグリと回し締め込んでいきます。(ボードと面一になるまで締め込みます)
あとは取付たいモノをあてがってこのネジ穴にビスをねじ込めば先端の刃先が開き石膏ボードに食いつくことでアンカーの役目になります。
しかし結局は石膏ボードに留めているのでテレビや重量のある棚を固定する時にはしっかりした下地をいれておかないと壁が荷重に耐えきれずにアンカーごと引き抜かれ落下することも考えられるので主な用途としては軽量物の固定にのみ使用されます。
このボードアンカーは使い方も簡単でホームセンターやネットショッピングでも普通に売っているので壁などに後から物を取付したい時などがあれば使ってみてください!