着工前申請業務あれこれ 確認申請書
2015/11/11(水)
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おはようございます、新築住宅・特殊建築物のことなら 株式会社 サンオリエント の水曜担当 丸尾 です。
最近朝晩が寒くなってきましたが、体調管理には気を付けておきたいですね。
今日は建築工事前発生する申請というものに焦点を当てて書きたいと思います。
先ず建物を建てる際、特殊な地域を除いて建築確認申請という申請が必要になってきます。
簡単に言うと、こんな建物を建てたいのですがいいですか?と建築主事に提出する書類です。
因みに申請者は建築主=お施主様なので一般には1級建築士事務所が申請を代行します。
建物の用途によって必要書類が変わってくるのですが、構造計算書や設計図、換気計算etc建物の規模によっては10cm位の厚さの書類が数冊になる場合もあります。
住宅ではフラットファイル1冊程度ですね。
これが建築基準法に違反していないか審査してもらい見事合格となれば確認済証が交付され始めて工事着工となります。
昔は各行政機関(市役所や県庁)の建築指導課でしか受け付けてもらえませんでしたが、今では民間の代行会社があり、当社も民間会社を利用しています。
当社は、岡山県住宅センター株式会社にお願いすることが多いですね。
そして特殊建築物の場合はこのほかに消防設備の計画を消防法にのっとって申請しなければなりません。
特殊建築物とは簡単に言うと、不特定多数の方が出入りする建物です。
住宅などほぼ毎日決まった人のみ出入りする建物より消防設備が厳しいです。
住宅の場合は瑕疵担保保険に加入しなければなりません、これは最近増えている瑕疵(不具合)トラブルに対する保険で、建設会社が倒産したり、音信不通になっても重大な瑕疵に関しては保険金が下りますというものです。
当社はハウスジーメン株式会社にお願いしています。
中間検査が在ったり厳しいチェックがあるので、ほとんどの場合は、建物の重大な瑕疵が発生することはありませんが^^
ここまで来たらようやく着工です。
工事が済みこの建築確認申請通りの建物となっているか完了検査に合格すれば検査済証が交付されて工事完了となります。
特殊建築物はこの時、一緒に消防の検査も受けなければいけません、消防設備が計画通りに施工されているか消防署でも予防課の方が検査に来られます。
どちらの検査も私はいつも緊張しますが、消防の検査はいまだにドキドキしますね、どちらも人命が関わっているので検査は厳しいですよ。
今回は倉敷北畝にある 焼肉 和香 さんの申請書をお借りしました、美味しい焼肉屋さんなので行ってみてください宜しくお願いします。
着工開始までの申請書のことを今日は書きましたが、設計・確認申請・施工と 株式会社サンオリエント は最初から最後までお客様とと付き合いできる会社です、もちろん設計のみ、施工のみも承っております。
気になった方はここから・・・
最後に今週土曜日は ファジアーノ岡山 ホーム最終戦です、予報では雨模様ですがメインスタジアムは屋根がありますので皆さんスタジアムへ足を運ばれては如何でしょうか?
イベントも開催するようですよ。 詳しくはココから
私も駆けつけたいのですが・・・仕事を早く終わらせて有給を社長に直訴してみます^^
ファジアーノ岡山 FAGIANO OKAYAMA
対戦相手:ジェフユナイテッド千葉
日付:2015/11/14
時間:17:00 KICK OFF
場所:シティライトスタジアム