RC住宅@岡山 そもそもコンクリートって地産地消って知ってる?その2
2016/08/16(火)
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地産地消
こんにちは!
昨日夕方、ビックリするくらいの大雨でしたね!?
ちょうど外出していて、雷の音も凄くて、それにビビッている子供達の反応を見ているのがやけに面白かったですね~!
サンオリエントの磯崎です。
しかし、急にあんな大雨が降ったり雷が鳴ると、「ブレーカーが急に落ちました!」とか「今まで全然そんな予兆もなかったところから雨が漏ってきた!」とか「なんか分からんけど、どこかから電子音が聞こえてくる!」とか、まさに緊急事態!!と言う電話が以前仕事をさせて頂いたお客さんからかかってきます(^_^;)
そんなときはじっくりと電話で状況を確認し、応急処置をお願いし、後日伺う様になりますが、まあこう言う時に電話を頂けると言う事自体、良い関係が保てているという事かな?!と思い嬉しく思っています。
そう考えると大雨&雷も悪くないかなと思ってしまいます(^o^)
地産地消のコンクリート
さてさて、先週お届けしたブログで、コンクリートがいかに地産地消であるか、わかってもらえたのではないでしょうか?
ん?、何その話?? と言う方はまずこれをチェックして下さい!!
この、地産地消であるコンクリートですが、現場に生コン車で運んできて流し込む「現場打ち」と呼ばれるモノと工場で既にできあがった製品を持ってくる「プレキャスト」と大きく二つに分かれます。
↑↑これはザ・現場打ちの代表例です!!
それに対してプレキャストというのは
こういった土木用の2次製品だったり
こういった少し複雑な形状をした製品もあります。
コンクリート住宅で有名な「百年住宅」さんもこのプレキャストで製品をつくる工法を取られています。
現場では基本的に組み立てるだけなのでいわゆる「プレハブ」という部類に属しますね!!
と言った説明をしたところで、では当社のRC住宅はどっちだ!?
と言う疑問に突き当たりますが、勘の良いあなたならもうおわかりの事でしょう!!
そうです、当社のRCは全部現場打ちです!!
まあ、プレキャストの工場を運営するほどの力もない弱小企業だからだろう!?
と言う指摘も聞こえてきそうですが、それ以外の理由もあります・
まずプレキャストの場合だとある程度決まった寸法のパネルを組み合わせる事が前提になるため形状・寸法に制約がかかってしまう。
それに対して現場打ちだと、それこそ好き勝手な形状や寸法に出来ます。
実際ミリ単位の調整も可能です。(そんな細かいオーダーはあまりありませんが・・・)
曲面を作ったり、鋭角の形状を作ったり、自由自在の形を実現できます。
さらにプレキャストだと、工場でほとんど作るため現地では組み立てのみの工事になります。
それに対し、現場打ちはその現場で全てを形作っていくため労働力すらも地産地消になる訳です。
(しかもかなりの人力を必要としますので、地産地消効果絶大です!!)
ただ、マイナス面もあります。
プレキャストの場合工場内で一定の条件で管理されているため、品質にばらつきが少なくなります。
(これはコンクリートに限らず、木造のプレカットなどでも同じ事が言えます!)
一方、現場打ちの場合はどうしても人の手が多くはいるためミスも起こりやすくなります。
まあそういった人為的なミスを最小限にするために我々が管理をしていく意味があるのですが・・・。
つまりそれほど、現場打ちのコンクリートの建物には管理の経費がかかり、採算性が悪くなると言う(我々業者にとっては負の)一面があるのです・・・
まあ儲けにならないと言う事ですね!!
しかし、それでもやろうとしているのは、ここまで説明してきた様に、原材料(モノ)も地産地消、職人さん(ヒト)も地産地消という、商品自体がもつ良い側面と、管理をする当社の社員(監督さん)の日々のスキルアップをさせてレベルの高い技術を身につけさせたいと言う僕の願いがこもっているからです。
ただ、誤解されたくないのはコンクリートが全て良くて、他が良くないとか、自社が良くて他社が悪いとか言っている訳ではないと言う事です。
当社は
・木造
・鉄骨造
・RC造
とほとんどの構造体、ほとんどの種類の建物を取り扱っています。
その上で、それぞれの良さ・悪さを知っているのでそれを適切にお伝えして、お届けしようと思っているのです!!
ちょっと長くなりましたので、今日はこの辺で!
次回は違った側面からRC住宅を見ていきたいと思います。
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最後まで読んで頂きありがとうございました!
磯崎