RC住宅@岡山 そもそもコンクリートって地産地消って知ってる!?
2016/08/08(月)
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地産地消
皆さんこんにちは!
昨年と違い週末に天気が崩れないので、子供達を海にプールにと連れて行っていたら、年甲斐もなくこんがり小麦色に日焼けしています。
とは言っても青年海外協力隊員としてヤップ島に住んでいた時ほどではありませんが・・・
ちなみに上の写真は当時取得したスキューバのライセンスカードです。写真はヤップ島にて!
株式会社サンオリエントの磯崎です。
毎日本当に暑いので、さらに暑い時を思い出して現実から逃避すると言う手段をとってみました(^_^;)
さて本日は当社が自身を持ってお届けするRC住宅に関して、
「そもそもコンクリートってなんだ?」
と言う基本的な事をお話ししたいと思います。
かつて民主党(現 民進党)が政権を取っていた時期「コンクリートから人へ」というスローガンを掲げられ、悪の権化のごとき扱いを受けていたコンクリートですが、皆さんの身の回りにもたくさんあります。
まあ確かに、我々から見ても不要なモノを公共工事でガンガン作るから批判される訳で、真っ当に役に立っているモノから必要不可欠なモノまで、たくさんある訳です。
道路の縁石、用水路、電柱、橋、学校、病院、市役所、県庁、マンション、家の基礎、等々・・・
どうですか?
改めて考えてみると思っていたより多くある事に気が付いたのではないかと思います。
さて、ではこのコンクリートとはいったい何なのでしょうか?
コンクリートとは、ざっくり言えば
① セメント
② 砂
③ 砂利
④ 水
を混ぜ合わせたもので、水とセメントの水和反応で固まっていきます。
最近では品質確保と施工性の確保のためにこれに混和剤を入れるのが一般的になっています。
上の4つの主材料の中で、唯一セメントだけが人工的に作られた製品ですがその他のモノは自然界から取れたモノです。
では具体的にはどんな感じなのか見てみましょう!!
上の写真は、コンクリートの配合計画書という書類です。
我々は工事に入る前コンクリートの配合をこういった書類で確認・管理しています。
この写真の中でマジックで囲っている②の部分。
「細骨材」という欄で種類が「砕砂」となっています。
簡単に言えばこれが砂です。
その下③の部分。
「粗骨材」という欄で「砕石」となっています。
これが砂利です。
そしてそのさらに下④の部分。
ズバリ水です。
このそれぞれの産地を見てください。
砕砂 岡山市御津矢原産・岡山市上高田産
砕石 岡山市上高田産
水 上水道水・上澄水
どうです?全て岡山市内で完結!
何という素晴らしき地産地消でしょうか!!
ちなみにセメントと混和剤は県外からです、残念ながら・・・
さらに言うと、コンクリート製品にも色々ありまして、道路の縁石だったり
側溝だったり
は、2次製品と言いまして、あらかじめ製品化されたモノを現場に搬入します。
それに対して住宅等に使うコンクリートはレディーミクストコンクリート(通称 生コンクリート)と言いまして、まだ固まる前のモノを皆さんもご存じの生コン車で運んできます!
↑↑こんな感じ↑↑
つまり、コンクリートと言っても生コンクリートを扱っている方がより地産地消に貢献していると言える訳です!
(柱 2次製品も地元で作っている物もありますので全てが県外からと言う訳ではありません)
もっと突きつめて、じゃあセメントって何なんだ??ってなりますと、あまりに学術的な部分に突入していきますので、どうしてもすご~く知りたい方は以下のリンクから見てみてください!
ちょっと長くなったので今日はここまでにします。
次回この続きを書いていきたいと思いますので、よければブックマークをおねがいします!
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最後まで読んで頂きありがとうございました!
磯崎