イギリスのEU離脱決定! 遠く離れたこの岡山で、これを家造りにどう生かす?その3
2016/07/18(月)
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グローバリズム
皆さんこんにちは!
戸建てから賃貸まで、はたまた木造からRCまで、
あらゆるご要望に対応します!!
(株)サンオリエントの磯崎です!
さて先週、先々週とイギリスのEU離脱に端を発した金融危機が起こるかもと言う危機感から、今後日本にどう影響するのかな?という事を考えて書いています。
読まれていない方は是非どうぞ!!
イギリスのEU離脱決定!! 遠く離れたこの岡山で、これを家造りにどう生かす?
イギリスのEU離脱決定!! 遠く離れたこの岡山で、これを家造りにどう生かす?その2
前回と前々回の記事の内容だと、「これがイギリスと何の関係があるんだ??」と思われると思いますが、これから結論を申し上げます!!
実は今回のイギリス国民の決断は世界的な大きな流れの変化だという見解があります。
その流れの変化とは「グローバリズムからナショナリズムへの帰還」というものです。
過去にイギリスは大英帝国として世界各地に植民地を持ち、「大英帝国が太陽に照らされない時はない(地球上のあらゆる場所が英国の領土なので、何処かは必ず昼間であるという意味です)」と言われていたほどです。
そして、2度の世界大戦により大国によるあからさまな植民地制度は陰を薄め、かつての植民地は独立国となっていきました。
しかし、今度は国際金融資本という大きな力が、グローバル経済という名の下でこれらの国々を支配してきます。
一般的には先進国と言われている欧州各国も経済的に裕福なのはドイツくらいで、後はかなり厳しい。
そんな、調和もとれていない国をまとめてユーロという単一通貨を造ってしまいました。
それもグローバル経済を推進していく一つの仕掛けだったのかも知れませんね!?
しかし今回イギリスの国民はそれを拒否し、イギリスはイギリスとして生きていくのだという意思表示をしました。
今大変な問題になっている移民の問題も根底にはあるのでしょうが、大きく門戸を開くのではなく国、地域、家族などの基本的な単位を大切にするという意識もあるように思います。
これにより、スコットランドが分離独立し今後イギリスの経済はさらに疲弊し、混迷を極めるという様な論評をする方が多く見られますが果たしてそうでしょうか?
大学は大都市にて、仕事も大都市にて、と言う具合に大都市へ人口が集中し地方が過疎化していく日本。
核家族化が進み、地域のつながりは希薄になり、親戚でさえほとんど連絡も取らない。
外食はフランチャイズの店舗。
服はユニクロ。
住宅はハウスメーカー。
そんな状態が進行していっている日本も、大きな意味ではグローバル経済の流れの中で、その流れに沿って進んでいるように思えます。
しかし、日本でもそんなグローバリズムからいずれはナショナリズムの時代に変換する時がくるはずです。
これだけITが発達すれば、働き方も多種多様。
田舎にいても、世界に情報発信していく事だって簡単に出来ます。
なら無理に大都市に住む必要もない。
そうなってくると家造りの概念も変わってきます。
今は新しい造成地が人気ですが、地域のつながりを考えれば、すでに町内会等があるちょっと前に出来た造成地の空き地を狙うという選択肢も意味を持ってきます。
そういうエリアでは後継者がいないお家もたくさんあるので、「安く譲るから使ってくれんか?」なんてお得な話もあるかも知れません。
われわれの様な地元の建築会社や工務店は、家を大手ハウスメーカーより20%程度安く提供できています。
もちろん性能的には同等でですよ!!
そりゃあれだけ有名な役者さんを使ってCMうっていれば、経費もかかりますしね!?
食料だって地元のものが安く手に入るでしょう。
まあそもそも田舎に住んでいれば野菜なんかは食べきれないくらい近所の人がくれますから。(これほんと)
今の日本、どの街に行ってもイオンがあり、ユニクロがあり、マクドナルドがあり、吉野家があり、積水ハウスがあり、大和ハウスがあり、ミサワホームがあり、住友林業がある。
こんなに地域により気候も違えば、食の好みも違うのに、日本中どこに行っても一緒。
そんなグローバリズムからの変換の時に来ているのです。
ぜひその地域の事をよく知っている人達と手に手をとって、これからの生活・人生を考えませんか?
我々は建築のプロとして皆さんの人生造りのお手伝いをいたします!!
是非お困りの事がありましたら、ご一報下さい!!
TEL 0120-445-085
mail info@sunorient.com
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!!