消費税再増税延期決定? 家造りをお考えの方に影響は@岡山
2016/05/30(月)
Blog
マイナス金利
皆さんこんにちは!!
お手頃価格なのにハイスペックなデザイナーズRC(コンクリート)住宅から
1100万円から手に入る木造コンセプトハウスまで
多彩なバリエーションで家造りの夢をお手伝いします!!
株式会社サンオリエントの磯崎です。
先週、先進国首脳会議いわゆるG7も無事に終わり、安倍首相が消費税増税の再延期を表明しました。
個人的にはこの状態での再延期はあり得ないだろうと思っていました。
なので今回の流れには大賛成です!!
そもそもパナマ文書の流出でも分かるように、
「税収が足りない!」というのはまだまだきちんと徴収出来ていないと言う事実の反面であるとも言えます。
消費税の理論は正しいかも知れないが、今利率を上げるのではなく、消費行動の後押しをするような環境を整備する事が先決だと思います!!
消費税増税なくなった→何が起こる??
ここ数ヶ月、個人的に消費税上がって欲しくなかったし、上げられないと思っていたので、「消費税増税前に契約しておきましょう!」という営業は一切してきませんでした。
まあそういうスタイルを取ってこられた方々も、増税がなくなったらなくなったでお客様に対して不利益を与える訳ではないので別に問題ないのでしょうけど・・・
さてここから先は全くの個人的予測です。
今年の住宅市場の動きは、前回の5%→8%の増税の時に比べてとてもスローぺースでした。
また住宅以外の市況も同じく日和見加減な感じだったと思います。
事業の採算性を考える時、2%の消費税は意外に重くのしかかってくる物です・・・。
そこに、この再増税延期。
案件を抱えどうしようかと思っていた、企業・投資家等は現在の税額での試算が有効になる事が確認でき、
そろそろ始めようかと動き始めるのではと思います。
すると不動産業界・建築業界ではまた動きが活発になります。
資材が上がり、職人不足が顕著になるでしょう。
そしてそうやってヒト・モノ・カネが動き始めるとどうなるでしょう?
そう、金利が上がります!!
マイナス金利政策継続中の現在の金利は?
皆さんよくご存じの通り、今日本銀行ではマイナス金利政策を実施しています。
これはひとえに金利を極限まで下げる事によって、市場に出回るお金を増やし、景気を刺激しようとする施策です。
ところが、この政策導入後も思ったように消費活動は起きていませんでした。
やはりみんな消費税の方に意識が言っていたのかな?と思います。
ちなみに過去最低を更新し続けている住宅ローンの金利は以下の通りです。
この資料はフラット35の物ですが、最低の金利は0.96%となんと1%を切っています。
さらには住宅ローンを組んだ方にはローン減税という支援策もあります。
驚くべき事にこの最低金利でローンを組んで、更に住宅ローン減税を申請して還付を受けた場合
住宅ローン減税 借入残高の1% - ローン金利 0.96% = 0.04
とわずか0.04%ですが得する構図になっています。
こえぞまさにマイナス金利、恐るべしと言うところでしょうか!?
皆さんはこの状況をどう考えますか?
個人的にはこれはさすがに常軌を逸した状態だと思います。
何時までもこんなひずんだ状態が続く訳がない。
近いうちにまた普通の金利(それでもいわゆる低金利の範囲内だと思いますが・・・)に戻るはず。
そうすると、ローンの返済総額や月々の返済額に大きく影響してきます!!
気をつけて下さい!!
具体的にいくらくらい変わってくるのか???
そのシミュレーションを次回してみたいと思います。
気になる方は要チェックです!!
いつでもチェックできるよう
それではまた次回まで
最後まで読んで頂きありがとうございました!!