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熊本・大分を襲った地震から学ぶべきなのは?~岡山で自分たちが出来る事

2016/05/02(月)

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中央構造線

皆さんこんにちは!

 

住宅・ビル・マンション~耐震補強の事ならお任せ!

株式会社サンオリエントの磯崎です!!

 

さて、熊本・大分を襲った地震から2週間がたちました。

未だ余震が続き収束したとはとても言えない状況です。

 

僕自身も色んな面で出来る支援を考えてやったつもりですが、熊本や大分の皆さんの為だけではなく、大きな意味で自分たちが出来る事を考えてみたいと思います。

 

俺は一級建築士だ!!

 

皆さんご存じかどうか分かりませんが、(自分自身もついうっかり忘れそうになっていたので・・・)実は僕は一級建築士なのです!!

まあ一級建築士と言っても、大規模な建築物を設計している方もいれば、僕のように施工メインで建築に携わっている者もいて、様々な専門・得意不得意がありますが・・・

 

と言う事で、地震被害者の方々の惨状に心を痛めているだけではなく、自身の本業の部分で何が出来るのかをしっかり考えていこうと思います。

 

 

岡山で同じような地震が起きるのか?

ありとあらゆる自然災害に対して、天国と言っていいほど影響の少ない岡山ですが、地震はどうなのか??

 

昔から、地震・雷・火事・おやじといわれ恐ろしい事の筆頭にあげられる地震。

まあこの4つの事象の中で予測できるのはおやじくらいで、後のものは正直、正確な予測をするのは難しいのではないかと思っています。

 

そうは言っても地震大国日本、政府もかなり研究しそのデータを提供してくれています。

政府地震調査研究推進本部

 

その中で、昨年12月19日に発表された全国地震予測地図というのがあります。

全国地震予測地図 ←PDFデータをダウンロードできますが、151ページありますのでご注意を!!

 

この中で確率論的地震予測地図:確率の分布という1ページを紹介します。

 

予測地図

 

この時点での予測でいきますと、今後30年間に震度6強以上の地震が起きる確率、熊本は8%くらい大分は3%以下です。

さて岡山はどうか??

 

県北は黄色の0.1%以下の地域がほとんどですが、岡山市南部と倉敷市には赤い部分があります。

と言う事は確率的には熊本と同じくらいと言う事ですか?????

 

 

 

さらに一部の学者さんの間では今回の九州を襲った地震は中央構造線が関係しているという見解を示している方も居られます。

地震3

 

 

 

中央構造線ってなんだ?

中央構造線とは九州から関東にかけて、全長1000kmに及ぶ日本国最大最長の断層の事です。

上の図で赤いラインが入っています。

 

 

通常大きい地震は海溝型と言われ、近く変動によるプレート同士の反動が地震になると言われています。

その場合岡山に対する影響は少ないと思われます。

地震1

 

 

 

しかし、中央構造線のような断層のズレが起因した場合、震源が四国北部にあるので岡山もかなりの影響を受けるものと考えられます・・・

 

中央構造線に関しては以下のブログが分かりやすく解説してくれています。

個人のブログですが紹介させて頂きます。

西田さんのブログ(中央構造線)

 

 

地震に対応するにはどうすれば??

まず、今回岡山の地震に対するリスクを本気で調べてみて、今までと考え方がガラリと変わりました。

前回の東北の地震の時は、

 

「あのエリアは歴史的に見ても地震が多い地域だし」

 

とか

 

「とは言ってもこちらは瀬戸内海があるから、津波の心配も少ないし」

 

とか、勝手に楽観視してましたが、やめました。

 

あまり知られていないのですが、岡山市南部・倉敷市・玉野市等皆さんがおおくお住まいのエリアは地盤があまり良くありません。

と言うか悪いです。

 

悪いといってもその地層に毒物があるとかそういうダークな話ではなく、単に支持地盤(固い地盤)が深く、浅い地層が柔らかいと言う事です。

簡単にイメージしてもらうとすれば、堅い机の上に豆腐が乗っかっていてその上に家を建てている感じです。この豆腐が平均約20mくらいの深さで存在してます。

 

 

マンションや学校・病院などの中高層(3階以上)の建物を建てる場合、構造計算をすると間違いなくこの支持地盤までの長い杭を打たなければいけない結果が出ます。

なので長い杭を打ちます。

 

良くマンションや店舗の入り口やエントランスなどで、駐車場の舗装が下がってひどく段差が出来ているのを見た事がないでしょうか?

あれは建物の杭が効いている証拠で、廻りの駐車場等の舗装部分はそういった処置をしていないので沈下してしまっている現象です。

 

 

逆に2階以下の低層の建物や一般住宅などは、地盤改良や摩擦杭などで対応しています。

豆腐の表面をある程度の深さまで堅くして不同沈下や傾きを防ごうという事です。

 

まあ低層の建物や木造住宅などの場合、建物自体の自重が軽いのでこれでもほぼ問題はありません。

このあたりは建築基準法も逐次改正しだんだん厳しくなってきているので、あまり気にする必要はないと思います。

 

しかし、問題はこれ以外の所にもたくさんあったのです!!!

 

本日は長くなってきたのでこのあたりにします。

また次回続きを書こうと思いますので、ぜひ読んで下さい!!

 

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よろしくお願いします!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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