日銀マイナス金利導入によって何が起きるのか!? 住宅ローンと賢くつきあう方法
2016/02/15(月)
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モラトリアム法案
皆さんこんにちは!
かねてからお伝えしていた通り、先日福島まで一泊の研修を受けに行き、
試験の結果はれて遮熱施工管理士となりました!
株式会社サンオリエントの磯崎です!!
さてこの「遮熱」という考え方ですが、初めて無料セミナーに参加した時から実に興味津々だったのですが、
今回さらに詳しいレクチャーを受けまた既に色々使って結果を出しておられる全国の代理店の方々とお話しをするにあたり自分自身の中でのボルテージはグングン急上昇中です!!
難しい理論もたくさん聞いてきたのですが、それよりまず皆さんに体感してもらうのが一番だと思いますので、これから準備をして少しでも早く体験イベントをしたいと思います。
HPにもどんどん載せていきますので随時チェックして頂ければと思います!!
「断熱」ではなく「遮熱」、これ本当に面白く住環境を激変させる可能性を秘めています!!
東北や北海道の寒冷地ではもうかなり前から導入されていまして、建築市会等でも取り組みがあるようです。
当社のサイトにアップする前に興味のある方はこちらをご覧下さい(開始47秒後の女性の表情に注目下さい!!)
リフレクティックス収録番組【遮熱新時代~地元ビルダーの挑戦~】
さて先週もお話ししましたが、日銀の新たな金融緩和策としてマイナス金利が導入されました。
個人的な意見になりますが、これは根本的には「一般の金融機関に対してもっと市場にお金を廻して下さい!!」というメッセージの現れだと思っています。
銀行等の金融機関にとっては余ったお金を日銀に預けても逆に金利を取られるので、市場に廻そう!という流れになるだろうという理屈ですが、果たしてどうなのでしょうか?
もちろん銀行はお金を貸して利息を取るのが商売なので、出来るだけ多く貸したいでしょう。
しかし返してくれないところには貸せないわけで、この部分では金融機関を責める事は出来ません。
今後融資基準は少し軟化するかも知れませんが、その陰に潜む事実も見てみたいと思います。
2013年3月に終了したモラトリアム法(中小企業金融円滑化法)ですが、個人の住宅ローンにも適用されました。
この法律に則りますと、融資条件の変更を申し入れる事が出来いわゆる延命措置が執られます。
まあ予測し得ない事態が起こりいわゆる「ローンの支払いちょっと待って!?」という事もやむを得ずあるかも知れません。
その住宅ローン条件変更者数は2013年3月末で26万2713件だったのですが、法律の終了後も「金融機関としては引き続き申し出に対して応じるように」という金融庁からのお達しにより、その後も継続して受付を続け2015年9月末には36万6046件と、なんと10万件も増えているのです。
つまり、本来なら破産状態に追い込まれているか、もしくは担保である家・土地を取られてしまっているところ、金融でカバーしてもらっている状態の家が36万件以上もあるという事です。
昨年の戸建て着工棟数が28万3千戸なのでそれをも上回る異常な数値と言えるのではないでしょうか?
何が言いたいのかというと、「無理な住宅ローンを組んでしまっている方がこんなに多く居る」と言う事です!
これからハウスメーカーやビルダー各社から金利下げに乗っかって様々な売り込みがあると思います。
しかし、そこでもう一度冷静に考えてみましょう、「本当に家を建てるべきなのか?」と
家を建てる立場の私が言うのも変ですが、実際家を建てたばかりに不幸になった方も多く見ています。
もちろん他社で建てられた方ですが・・・
私は「競売コンシェルジュ」という競売に参加される一般の方々のお手伝いもしています。
この競売に出される物件もほとんどがローンの支払いに行き詰まったものです。
実にたくさんあります。
それだけの数の悲劇もあるという事です(>_<)
夢に見た明るく楽しいマイホームとは全くかけ離れた世界がそこにあります・・・。
それから当社は賃貸物件の提供や自社所有もしています。
家ももちろん建てさせて頂きたいのですが、場合によっては賃貸に住まれるのをオススメする事もあります。
お金の事だけでなくトータルの人生設計を考えた時、賃貸を賢く使ったりと言うのも一つの選択肢です。
やみくもに売り込む人達に注意しましょう!
そしてほんとうに自分にあった方向を見つけましょう!!
当社はそのためのお手伝いをしています。
建築はお手伝いの為のツールの一つです。
色々迷われている方は是非一度ご相談下さい。
各種イベントにも居ますし、個別にお電話頂ければスケジュールを合わせてお話しを伺います!!
「お任せ下さい! 私たちがお役にたちます!!」
株式会社サンオリエント 磯崎でした!!