【お役立ち情報】「シックハウス症候群対策ってどうなってるの?」連載コラムその15-2
2020/03/25(水)
Blog
シックハウス対策
From:磯崎
子連れ出勤の、中区の事務所より(^_^;)
こんにちは!
今日も3年前に出した連絡コラムの再投稿です。
昨日の続き、その15-2、シックハウス症候群に対する規制のお話です!!
それではどうぞ!
施主自身で行える内装材使用制限
昨日の投稿の内容のように、政府や業界団体の尽力によって、シックハウス症候群が騒がれた2000年前後に比べ、今の状況はかなり改善されているといえます。
しかし、VOCやカビ・ダニなど種々の要因が、完全に消え去ったわけでもありません。
それに、VOCは印刷物、衣類、洗剤、ゴム製品など、建材以外にも使われています。
そこで、少しでもその要因を減らすための施主さまの取り組みも必要になってきます。
これから家を建てる、あるいはリフォームするのであれば、
自然素材の床材・壁材とし、
塗料もできるだけ自然由来(それが施工上難しければ水性塗料)のものを使って頂きたいと思います。
・畳
畳には、自然素材の良さを感じられるイメージがありますが、
ダニ発生を防ぐ防虫加工紙が縫い込まれている場合、
防虫剤にVOCが含有されている可能性があります。
また中国製の「化学畳」が出まわっていますが、
これはポリスチレンフォームが芯材です。
最近は、超低VOCで植物のみを原料とした害虫忌避剤を用いた畳も出ていますので、
そういった商品を選ぶようにしましょう。
・フローリング
合板、パーティクルボード、MDF、集成材を材料としたものは、いずれもVOCを含有する接着剤が使われています。
超低VOCであるか、接着剤自体が使用されていない無垢材フローリングを選びましょう。
無垢材は、調湿効果も有するためベターに思えますが、
一部の木材はエタノールと接触することでアセトアルデヒドを放散するため注意が必要です。
・壁材
以前のコラムでも取り上げた「幻の漆喰」は、それ自体が自然素材であるだけでなく、ホルムアルデヒドを吸収する効果を期待することができます。
漆喰と並んで、特にDIYで人気のある珪藻土は、バインダー(固化材)として合成樹脂が含有されているものが多く出まわっています。
こうした商品は調湿機能も失われているので、要注意です。
クロスにこだわりたい場合、再生紙やケナフといった自然素材で作られたものがいくつか発売されているので、その中から検討されるというのも良いでしょう。
どうでしたか?
内容が専門的すぎて分かりにくかったかもしれませんね!?
まあ、大まかな流れだけでも見て貰えればと思います。
と言うわけで、今回も長文最後まで読んでいただきありがとうございました!!
磯崎@サンオリエント
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